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今日の歳時花~烏瓜の花

今日の歳時花~烏瓜の花

カラスウリ

カラスウリ(烏瓜、Trichosanthes cucumeroides)はウリ科の植物で、つる性の多年草です。山麓や藪などに自生します。秋に実る卵型をした朱赤の果実は、たいへん鮮やかで印象に残りますが、和名の由来はこの朱赤が唐から伝わった朱色に似ていることから「唐朱瓜(からしゅうり)」となったと言われています。4月~6月にかけて塊根から発芽、あるいは実生します。花期は夏で、7月~9月にかけての日没後から開花します。雄花の花芽は一ヶ所から複数つき、数日間連続して開花することに対して、雌花の花芽は、おおむね単独でつきますが、固体によっては複数つく場合もあります。花弁は白色で主に5弁(4弁、6弁もある)で、やや後部に反り返り、縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、直径7~10cm程度の網あるいはレース状に広がります。花は翌朝、日の出前には萎みますが、 こうした目立つ花になった理由は、受粉のため夜行性のガを引き寄せるためであると考えられています。夏の夜の暗闇に、白く広がるレース状の花は幻想的で謎めいた季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~カラスウリ

星野 立子(ほしの たつこ、1903年(明治36年)11月15日 - 1984年(昭和59年)3月3日)は、昭和期の俳人。高浜虚子の次女。虚子の一族でも特に評価の高い人物の一人である。女流では中村汀女、橋本多佳子、三橋鷹女とともに四Tと称された。

出典:wikipedia~星野 立子 

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