今日の歳時花~渓蓀
2014.05.13
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~渓蓀
アヤメ(菖蒲、文目、綾目、学名:Iris sanguinea)はアヤメ科アヤメ属の多年草です。初夏の頃に花茎をのばし、高さが40cmから60cmほどになります。頂きに2,3輪の大きな紫色や白色の花をつけます。あやめというのは、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)に網目模様や虎斑の模様があるからだという説と、形よく並ぶ剣状の葉を美しい綾(模様)ととらえたからとも言われています。昔はショウブとアヤメを区別せずに、どちらも菖蒲と書いていたので混同されますが ハナショブやカキツバタは水中や水辺に生えますが、アヤメは山野の草地に生えるので見分けられます。瑞々しい葉の緑と紫のコントラストが鮮烈な印象を与える季語の花です。
参考図書:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~アヤメ
高浜 虚子(たかはま きょし、1874年(明治7年)2月22日 - 1959年(昭和34年)4月8日)は明治・昭和期の俳人・小説家。本名・高濱 清(たかはま きよし)。ホトトギスの理念となる「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱したことでも知られる。